雲の上に見ゆ ああ うるわしき国
その輝きには まさるものあらじ
うるわし 御国よわがたまは慕う
導き給え主 天(あめ)のふるさとへ
ああ きよき花嫁 主の御前に行く
世の鎖は消え 賛美の歌ひびく
うるわし 御国よわがたまは慕う
導き給え主 天のふるさとへ
世を去りし友も かの国でまみえん
悲しみ失せ去り よろこび歌わん
うるわし 御国よわがたまは慕う
導き給え主 天(あめ)のふるさとへ
されどこがねより うるわしきイェスよ
ながもとにあらば とわのさちつきじ
うるわし 御国よわがたまは慕う
導き給え主 天のふるさとへ
「くものうえにみゆ」
フィンランド讃美歌集 第19番
茨城県の佐藤さんからいただいていました
楽譜から選曲させていただきました。
素晴らしい讃美をありがとうございました。
詩: 不詳 曲: Jakka Komp

Arranged by KS 03/11/01
花嫁は、光り輝く、きよい麻布の衣を着ることを許された。その麻布とは、聖徒たちの正しい行いである。 黙示19章8節
学園紛争もようやく終焉を迎える頃のこと、ともに東京のクリスチャンの寮に住んでいた友人が持ち込んできたのが、
コピーにコピーを重ねたフィンランドの讃美歌集でした。これ以上のコピーは無理と判断した私たちは、
写譜してくれる人を捜しました。すげなく断られるなかで引き受けてくれたのが当時高校生だった現在の妻です。
そのコピーでギターを伴奏に一緒に歌った寮生たちの1人1人や、純粋にキリストに従おうとしたその頃の自分を、
この曲とともに思い出します。 03.10.31 日本原子力研究所 東海研究所 佐藤元昭
佐藤さんに楽譜を編集された当時のことを思い出して書いていただきました。お忙しいところ本当にありがとうございました。
視聴者の方から以下のメールをいただきました。掲載のご承諾感謝します。10/03 夕方
今朝はいくつも聴いた賛美の中で「くものうえにみゆ」が心に沁みました。以前書きましたが、今の教会に
行き始めた頃は、かたくなで誰にも心を開かず、声をかけられても振り切るようにして帰っていました。
その私をいつも心にかけてくださり、やさしく接してくださっていた方がありました。
20歳以上年は離れていましたが、そのうち私はすっかり心を開いて、個人的にもとても親しくさせて
頂いていました。その方は2年前に召天され、私はそれを長いあいだ受け入れることが出来ず、
毎日涙を流していました。牧師がその私を心配されたほどでした。
でもそのお顔はとても癌の苦しみの中で召天されたとは思えない、皺一つない輝いたお顔で、
素晴らしい笑顔でした。それを思うことで、天国に本当に行かれ、神様に出会っておられるのだと慰められ、
少しづつ心が落ち着いていきました。
これまで何度も聴いていたのに、今朝はこの賛美が心に沁みてきて、その方との色々なことや
召天された時のお顔を思い、涙が止めどなく溢れました。でも、天国に行っておられ、
やがて私もそこに入れていただけると思うと、慰められ希望が出てきます。
Sent: Friday, October 01, 2004 8:46 AM
Subject: 天国をさし示す賛美「くものうえにみゆ」
「くものうえにみゆ」フィンランド讃美歌集 第19番