最後に教会学校に来たときに、工作で紙粘土の十字架を作りました。それを作りながら子供は人間の形を十字架に
つけてふざけていました。ある男の子が「この人形ダレなんだよ!」と聞きます。
するとそれを作った子供もふざけて「これオレだよ!」と答えます。ふと、「みんなイエス様信じてるでしょ」と
言いますと、子供達は「ウンウン」と答えてくれました。
「だったら、イエス様を信じてるみんなはイエス様と一緒に十字架につけられたんだって聖書に書いてあるんだよ」と言うと、
子供はびっくりしたように「じゃあ、オレたち死んだってことじゃん〜!!」といいました。「そうだよ死んだんだよ」と答えますと、
この天に召された男の子は「じゃあ、僕たちよみがえったってことじゃん〜!!」と、そう言って最後の日曜学校から帰っていきました。
それから丁度半年。一度も退院することなく、教会に来る事もできませんでしたが、洗礼を受けて天に召されていきました。
この讃美歌は、この男の子の葬儀のときに私の奏楽で歌ったお別れの歌でした。
「まもなくかなたの流れのそばで、楽しく会いましょう。また友達と。」涙で楽譜が見えなかった葬儀、あれから時は経ちましたが
いまもあの声が忘れられません。「ぼくたちよみがえったってことじゃん!!」
このことを伝えるべく神学大学で学びを続けています。
素敵な賛美をありがとうございました。
日本基督教団・聖ヶ丘教会(東京都渋谷区) 藤井清邦
Sent: Wednesday, May 25, 2005 12:21 AM
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