祖父は、野辺地天馬と申します(もちろん、ペンネームで、
本名は、権左衛門といったような名前です)。
彼の全著書は、国立国会図書館にデータ化されて
収蔵されているようです。
(著作権の承諾の申出がありましたので・・・)
道川は、母の名前で、僕の実父は、鈴木勇という
最高裁判事でした。
母が、僕の父と離婚後、野辺地天馬の長男・野辺地東洋
と再婚した関係で、幼少の頃から、天馬と時間を共に
しました。添付の写真が、聖書の内表紙です。
1946年にアメリカ在住の宮田晋氏から300ドルを
頂戴したことが分かります。このころ「貧のどん底」の
ようでした。頂戴した300ドルの記念に買った聖書に切手を
貼り、1960年に長男の東洋に渡した記録が書かれています。
「April 22,1960」がそれです。
東洋から、小生に渡されたのが2000年12月30日です。
「東洋より、道川勇雄君へ」というのがそれです。
天馬は、すべての書簡に「雲の上は、常に、快晴なり」
という書を書いていました。
この書は、千葉県の東金市の八鶴湖畔に石碑として
残されているようです。その色紙も、お送りしてみます。
天馬の最後は、奥さん(祖母)が、「ご飯ですよ」と
声を掛けたときには、コタツにうつ伏して、
昇天しておりました。
ホーリネスの東村山の牧師館でのことでした。
「貧」とは、大変、近しい間柄の生涯でした。
ですから、僕の手元にあるのは、この聖書と色紙だけです。
それでも、残しすぎ、と主からお叱りを受けるのかも
知れませんが・・・。
取り合えず、ご返事まで。
From: 道川勇雄
To: 讃美歌サイトから
Sent: Monday, April 21, 2008 10:55 PM
Subject: Re: 「賛美歌サイト」から感謝致します。