雲の上に見ゆ ああ 麗しき国
その輝きには まさるものあらじ!
うるわし 御国よ!わがたまは慕う
導き給え主 天(あめ)のふるさとへ!
ああ きよき花嫁 主の御前に行く
世の鎖は消え 賛美の歌ひびく!
うるわし 御国よ!わがたまは慕う
導き給え主 天のふるさとへ!
世を去りし友も かの国でまみえん
悲しみ失せ去り よろこび歌わん!
うるわし 御国よ!わがたまは慕う
導き給え主 天(あめ)のふるさとへ!
されどこがねより 麗しきイェスよ
ながもとにあらば とわの幸つきじ!
うるわし 御国よ!わがたまは慕う
導き給え主 天のふるさとへ!
「くものうえにみゆ」
フィンランド讃美歌集 第19番
詩: 不詳 曲: Jakka Komp
Arranged by KS 08/05/15
花嫁は、光り輝く、きよい麻布の衣を着ることを許された。
その麻布とは、聖徒たちの正しい行いである。
黙示19章8節
私たちは、この宝を、土の器の中に入れているのです。
それは、この測り知れない力が神のものであって、私たちから出たものでないことが
明らかにされるためです。
私たちは、四方八方から苦しめられていますが、窮することはありません。
途方にくれていますが、行きづまることはありません。
迫害されていますが、見捨てられることはありません。倒されますが、滅びません。
いつでもイエスの死をこの身に帯びていますが、
それは、イエスのいのちが私たちの身において明らかに示されるためです。
Uコリント 4章7-10節
以前にも、感謝のメールを差し上げました。
ご丁寧なご返事も頂きました。今年、70歳になる老い先の短い老人です。
貴兄のサイトで聖歌を聴くのが、唯一の楽しみ、慰めになっております。
義理の関係ですが、祖父が、児童福音に従事しておりました。
極度に貧しい時に、ファニークロスビーと同じような体験をしました。
アメリカの信者さんが送金してくださり、その難局を越えられたのです。
祖父の使っていた聖書には、その時の切手が貼られています。
590番「すくいぬしイエスと」の貴兄のご注釈を読むたびに、祖父の生涯を思い浮かべます。
一言、感謝を申し上げたく、これを書きました。
Sent: Friday, April 18, 2008 7:52 PM
Subject:
ありがとうございます。
道川 勇雄です。ご返事を賜り、恐縮致しております。
ありがとうございます。
祖父は、野辺地天馬と申します(もちろん、ペンネームで、
本名は、権左衛門といったような名前です)。
彼の全著書は、国立国会図書館にデータ化されて
収蔵されているようです。
(著作権の承諾の申出がありましたので・・・)
道川は、母の名前で、僕の実父は、鈴木勇という
最高裁判事でした。
母が、僕の父と離婚後、野辺地天馬の長男・野辺地東洋
と再婚した関係で、幼少の頃から、天馬と時間を共に
しました。添付の写真が、聖書の内表紙です。
1946年にアメリカ在住の宮田晋氏から300ドルを
頂戴したことが分かります。このころ「貧のどん底」の
ようでした。頂戴した300ドルの記念に買った聖書に切手を
貼り、1960年に長男の東洋に渡した記録が書かれています。
「April 22,1960」がそれです。
東洋から、小生に渡されたのが2000年12月30日です。
「東洋より、道川勇雄君へ」というのがそれです。
天馬は、すべての書簡に「雲の上は、常に、快晴なり」
という書を書いていました。
この書は、千葉県の東金市の八鶴湖畔に石碑として
残されているようです。その色紙も、お送りしてみます。
天馬の最後は、奥さん(祖母)が、「ご飯ですよ」と
声を掛けたときには、コタツにうつ伏して、
昇天しておりました。
ホーリネスの東村山の牧師館でのことでした。
「貧」とは、大変、近しい間柄の生涯でした。
ですから、僕の手元にあるのは、この聖書と色紙だけです。
それでも、残しすぎ、と主からお叱りを受けるのかも
知れませんが・・・。
取り合えず、ご返事まで。
From: 道川勇雄
To: 讃美歌サイトから
Sent: Monday, April 21, 2008 10:55 PM
Subject: Re:
「賛美歌サイト」から感謝致します。
聖書の大きな画像
視聴者の道川さんから上記のご連絡を戴きました。
以前にもご親切なメールを戴きまして感謝しています。
今回御祖父様が体験されました素晴しいお話しを書いてくださいましたので、
視聴者の皆様にも是非お知らせさせてくださいとお願いしました。
できればお話しの中の切手が貼られた大切な宝のような聖書の画像もお送りくださいと
無理をお願いしましたところ、送ってくださいました・・・
切手の貼られた聖書の画像に本当に感激致しました。
貧困の最中、御祖父様が思いがけず受け取られた当時の300ドルは、現在の価値に
換算しますと恐らく50-100万円くらいになるのでしょうか・・・。
旧約時代のはるか昔、乾いた砂漠の岩から清水を湧き上がらせ、天からはマナを降らせて
イスラエルの民を憐れみ導きたもう同じ主が確かに生きておられ、
今も信じ従う者に、溢れるばかりの恵みをもって応えてくださることの素晴しいお証しですね。
皆様にこのような神様の真実をお知らせできますことは、この上もない喜びであり本当に感謝でした。
お知らせをありがとうございました。神様の御業を褒め称え感謝致します。
聖書の画像と一緒にお送りくださいました「雲の上は常に快晴なり」との
御祖父様の素晴しい信仰のお言葉から、楽譜コーナーにありますフィンランド讃美歌集から
好きな讃美「くものうえにみゆ」を新しく作りました。
素晴しいお話と画像をありがとうございました。感謝致します。5/15 未明記
「くものうえにみゆ」フィンランド讃美歌集 第19番