私の祖母は、全国の牧師先生が牧会に来られた際にお泊りになる会館の管理人を20年ほど勤めさせて頂き、
その場所が、いわゆる私の「別府のおばあちゃんち」でした。
H牧師は、私達家族が別府に帰省しますと、スーパーカブに乗られて
祖母の家(会館)まで来て下さっていました。
牧師を引退された後には、祖母の家(会館)のひと部屋を改装された部屋にて、ご夫人とお二人で住まわれ、
私の祖父が亡くなる時にもすぐに様々な手配をし、最期の祈りをして下さったそうで、
祖母にとりましてはどんなにか心強かった事であろうと今になって思います。
帰省していた私達が千葉へ帰る日には、いつも私と妹の頭に手を置いて、
私達の為に祈って下さった姿が今でも鮮やかに蘇えってまいります。
ご葬儀の中でH牧師の御子息(牧師先生です)が、
「父は『金銀は私には無い 私にあるものをあげよう
イエスキリストの名によって歩みなさい』という事を後姿を通して教えてくれました」
とおっしゃっておられました。
とても短い言葉ですが、力強い真理の言葉であると感じました。
H牧師の愛歌であった讃美歌494番「わが行くみち」が
心に響いて参りました。
わが行くみち いついかに
なるべきかは つゆ知らねど
主はみこころ なしたまわん
そなえたもう 主のみちを
ふみてゆかん ひとすじに
現在未曾有の試練にさらされ、混迷するこの世の中にあっても、
主の御業が示されますことを信じて、歩んでゆきたいと思います。
長くなり、まとまりのない文章になってしまいお許し下さいませ…。
KS様はじめ、こちらに集われます皆様の幸せをお祈り申し上げます。