せっかく一生懸命にかいてきたのに、その完成を目前にしながら、
あきらめなければならないのか。今年だけは、子供クリスマスに使う時間を
書く為に使いたいと思った。子供クリスマスは、年が明けてからでもいい
ではないか。それを三浦に言うと、彼は厳しい語調で言った。
「キリストのことを後回しにしようとは何事だ。そんなことをしてまで、
小説は書かなくてよい。」
子供クリスマスをするためには、50人分のプレゼントの買出しをしなければ
ならない。そのためには2日もかかる。会場の飾りつけもある。
それだけの時間があれば、小説は完成するのだ。だが、三浦の真実な信仰を見て
従うことにした。その結果、31日に無事に原稿を送ることができたのだ。
クリスマス会も26日の午後、50人の子供たちを集めて祝うことができた。
三浦さんご夫妻の信仰から教えられます。キリストを第一にすれば、
すべてのことが益と変えられて祝福を受けることができます。
次のみことばは真実です。
「神を愛する人々、すなわち、神のご計画に従って召された人々のためには、
神がすべてのことを働かせて益としてくださることを、私たちは知っています。」
ローマ人への手紙 8章28節