すべてのものをば 育つる神は
御国と正しき 求むる民の
祈りをいかでか 忘れたもうべき
(折り返し)
野の百合はいかにして
育つかを思え
ソロモンの栄華だに
この花にしかざりき
恵みに育つは 遅しとや見えん
信じ続けつつ 心を安く
勤めよ焦らず 任せよ御手に
※折り返し
敵にせめられて 悩む時にも
いばらの内なる百合のごとくに
妙なる匂いを 振り撒け四方に
※折り返し
慕いまつる主は 百合に囲まれ
羊の群れをば 養いませば
そこにもここにも 咲かせよ花を
※折り返し
「すべてのものをば」
インマヌエル讃美歌 200番
中田重治 1930 中田羽後 1965
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また、なぜ、着物のことで思いわずらうのか。
野の花がどうして育っているか、考えてみるがよい。
働きもせず、紡ぎもしない。
しかし、あなたがたに言うが、栄華をきわめた時の
ソロモンでさえ、この花の一つほどにも着飾ってはいなかった。
きょうは生えていて、あすは炉に投げ入れられる
野の草でさえ、神はこのように装ってくださるのなら、
あなたがたに、それ以上よくしてくださらないはずがあろうか。
マタイによる福音書6章28-30節
「すべてのものをば」 インマヌエル讃美歌 200番