遠き国や海の果て
いずこにすむ民も見よ
なぐさめもてかわらざる
主の十字架は輝けり
(折り返し)
なぐさめもてながために
なぐさめもてわがために
揺れ動く地に立ちて
なお十字架は輝けリ
水はあふれ火は燃えて
死は手ひろげ待つ間にも
なぐさめもて変わらざる
主の十字架は輝けリ
※折り返し
仰ぎ見ればなど恐れん
憂いあらず罪も消ゆ
なぐさめもてかわらざる
主の十字架は輝けリ
※折り返し
「とおきくにや」聖歌397番
"There's a light on the cross"
Lyrics & Music J.V.Martin,1923
東京都の深谷さんからのリクエストでした。
素晴らしい賛美をありがとうございました。
Arranged by KS 04/07/03
地の果てなるもろもろの人よ、
わたしを仰ぎのぞめ、そうすれば救われる。
わたしは神であって、ほかに神はないからだ。
イザヤ書45章 22節
J.V.マーティンは自作の手書きの原稿をわたしながら次のように語った。「東京大震災の9月1日(1923年)の夜、
多くの罹災者が芝白金の明治学院の運動場で夜をむかえました。九死に一生を得た人々に蚊やとろうそくが
支給されました。その夜、たまたま東京にいた私は明治学院に見舞いに来たところ、蚊やの中で点火されたろうそく
の火が丁度、暗の中の十字架に見えたのです。私はさっそくペンをとりこの詩を書きあげ、その後大阪に帰って
この曲をつけました」と。その後中田羽後の訳でロードヒーバーが横浜のYMCAで歌ったのが世界の初演であった。
作者マーティンは大阪市立高等商業学校(今の市立大学)の英語講師で大阪に在住していた。
(聖歌の友社 聖歌撰の解説より転載)
「とおきくにや」聖歌397番