まぼろしの影を追いて
うき世にさまよい
うつろう花にさそわれゆく
汝が身のはかなさ
春は軒の雨、秋は庭の露
母はなみだ 乾くまなく
祈ると知らずや
おさなくて罪を知らず
むねにまくらして
むずがりては手にゆられし
むかしわすれしか
春は軒の雨、秋は庭の露
母はなみだ 乾くまなく
祈ると知らずや
汝が母のたのむかみの
みもとにはこずや
小鳥の巣に帰るごとく
こころやすらかに
春は軒の雨、秋は庭の露
母はなみだ 乾くまなく
祈ると知らずや
汝がためにいのる母の
いつまで世にあらん
とわに悔ゆる日のこぬまに
とく神に帰れ
春は軒の雨、秋は庭の露
母はなみだ 乾くまなく
祈ると知らずや
「まぼろしの影を追いて」
讃美歌510番
Lyrics Frank A.Breck 1895
Music H.L.Gilmour 1895
Arranged by KS 07/10/21
知恵ある子は父を喜ばせ、
愚かな子は母の悲しみとなる。
箴言 10章1節