さて、この地方で羊飼いたちが夜、野宿しながら羊の群れの番をしていた。
すると主の御使(みつかい)が現れ、主の栄光が彼らをめぐり照らしたので、彼らは非常に恐れた。
御使は言った、「恐れるな。見よ、すべての民に与えられる大きな喜びを、
あなたがたに伝える。きょうダビデの町に、あたながたのために救主が
お生れになった。この方こそ主なるキリストである。あなたがたは、幼な子が
布にくるまって飼葉おけの中に寝かしてあるのを見るであろう。
それが、あなたがたに与えられたしるしである」。
御使たちが彼らを離れて天に帰ったとき、羊飼いたちは「さあ、ベツレヘムへ行って、
主がお知らせ下さったその出来事を見てこようではないか」と、互いに語り合った。
そして急いで行って、マリヤとヨセフ、また飼葉おけに寝かしてある幼な子を捜しあてた。
ルカによる福音書 2章8-16節